サブリースに関連する不正融資等が大きな問題となった女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」。
若者支援をコンセプトとしたアパートメントの新ブランド「TOKYOβ」として運用するプロジェクトが、今月からスタートした。
米国投資ファンドのローン・スター・ファンドが、3月までに債務者の所有物件1,213物件を取得。
うち、収益物件として運用可能な物件1,083物件、1万4,447戸を新ブランドに再生。
運営体制やオペレーション、管理システムを刷新し、20歳代の若者を中心に貸し出す。
運用会社はハドソン・ジャパン(株)。
運用パートナー(プロパティマネージャー)は、(株)三好不動産、(株)GGハウスマネジメント、(株)クロスハウス。
清掃等ビルBMCM業務は、(株)ハステックがを請け負い、管理棟数を増やしていく。
「TOKYOβ」は、若年の入居者が経済的に自立したり夢を叶えるまでの「仮住まい」というコンセプト。
東京23区内に1,083物件を展開、契約時の一時金なしで、家賃は3万~7万円台に設定。
同ブランド内の物件に空室がある場合は、簡単な手続きのみで住み替えが可能で、6月より順次スマートロックを導入、12月時点での全戸導入を目指すとのこと。
起業をサポートするクラウドファンディング支援を行なうほか、電動キックボード・電動バイクのシェアリングサービスなど、入居者サービスも提供する。
現在の入居率は79%だが、先のプロパティマネジメント会社3社によるリーシングを強化し、90%にまで稼働率を上げたい考えで、6月よりポータルサイト、SNS、YouTubeなどを活用し、入居者の獲得を強化していく。
不正融資の問題は問題として、再生商品の市場評価、結構注目。
近々見学に行ってこようと思っています。
<元の記事はこちら>
https://www.rakumachi.jp/news/column/290682
(株)アズワン_小林