Rugby School Japanが、千葉県柏市に開校したインターナショナルスクール「Rugby School Japan」の開校をマスコミに公開しました。
遡ること2008年、国際学術都市づくりに向けてまとめられた「柏の葉国際キャンパスタウン構想」で、インターナショナルスクールの誘致が掲げられ、それに向けた活動が進められてきたのが、このお話の源流。
一方、450年以上の歴史を持つ英国の伝統あるパブリックスクールの一つであるラグビースクールが日本進出を模索していたことから、両社の思惑が一致。
柏の葉の開発を手掛ける三井不動産(株)、英国法人のRugby School International Limited、(一財)Rugby School Japan設立準備財団、国立大学法人千葉大学、CEAMS合同会社と開校に向けて取り組みを推進し、開校に至りました。
「Rugby School Japan」は、つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅から徒歩3分、千葉大学柏の葉キャンパス内に立地。
敷地面積は4万8,527平方メートル、全10棟で構成され、延床面積は2万8,005平方メートルにおよびます。
「全人教育」を掲げる「Rugby School Japan」の教育を実践するため、国際規格のラグビー場や水球もできる25メートルの公認プール、英国議会を模したDebate Chamber、本格的なダンススタジオなど、さまざまな付帯設備が用意。
一部の建物は千葉大学の既存施設を改修し、教室や校長室などとして活用しています。
三井不動産グループで施設整備を進め、併せた総工費は実に約120億円。
開校時点では16ヵ国を超える国から約140人の生徒が集まったそうです。
三井不動産(株)柏の葉街つくり推進部は、「「Rugby School Japan」は柏の葉スマートシティの国際化に貢献すると期待。イノベーションを起こすには人が必要。教育インフラが整うことにより、イノベーションを起こす高度な人材を世界中から集めることができる。既存のアカデミア、企業に人材が集まること、そして新たな企業集積が進むことを期待している。」とコメント。
「ザ・ナイン」と呼ばれる英国の名門パブリックスクールの一つ、ラグビー校。
その教育理念や伝統を受け継ぐインターナショナルスクール「Rugby School Japan」。
一度行ってみたいなぁ。
株式会社アズワン_小林