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「芝浦プロジェクト」が提案する、空・海・緑を感じる新たな働き方

「芝浦プロジェクト」が提案する、空・海・緑を感じる新たな働き方

 

野村不動産(株)と東日本旅客鉄道(株)が、両社が共同で推進している延床面積約55万平方メートル超の大規模複合開発「芝浦プロジェクト」(東京都港区)の計画概要を発表しました。

 

国家戦略特別区域計画の特定事業。浜松町ビルディング(東芝ビルディング)の跡地と、東日本旅客鉄道保有の東海道貨物支線大汐専用地を合わせた区域面積約4.7haの再開発。

世界的建築家の槇文彦氏が設計、オフィス・ホテル・商業施設・住宅で構成するツインタワー(S棟:2025年2月竣工予定、N棟:30年度竣工予定)が段階的に建設され、東京湾岸部の新たなシンボルとして、国際ビジネス・観光拠点を創出することを目指します。

昨年10月に着工済みのS棟は、地上43階地下3階建て。

都心の利便性と、空と海の眺望が望める芝浦エリアならではの立地を生かし、敷地内には計8,000平方メートルの緑化空間の整備も予定。

また新たな働き方として「TOKYO WORKation(トウキョウ ワーケーション)」を提案します。

オフィス基準階面積は約1,556坪で、フロアは約100m×80mのロの字型で構成。

360度の眺望を最大限生かせるよう、専有部の天井高は約3m、一般的なオフィスの2倍以上となる18mの柱スパンを東西南北すべての窓面に採用し開放的な空間となり、28階にはワーカー専用のオープンエアテラスを併設する「スカイラウンジ」が用意されるとか。

低層階には商業施設、上層階には日本初進出のラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」が誘致され、3つのレストランとバー、スパ、プールなどを備える「フェアモント東京」(客室数219室)として25年度に開業する予定です。

 

また、27年度着工予定のN棟は、地上45階地下3階建て。

低層階にS棟とつながる商業施設(N棟開業時に約5,500坪規模)、高層階は住宅とする計画です。

S棟竣工時に芝浦運河桟橋、N棟竣工時にはツインタワーをつなぐ水上テラスを整備、2棟足元の運河沿いには約200mの緑豊かな親水空間を創出し、敷地西側には浜松町駅からのアプローチとして、広場や休憩スポットなどが点在する約3,000平方メートルの緑地となり、ビルの線路側には壁面緑化も施されます。

 

同日会見した野村不動産ホールディングス、沓掛英二代表取締役社長兼グループCEOは、「当プロジェクトは30年のグループビジョン『まだ見ぬ、Life&TimeDeveloper へ』を実現、具現化するもの。お客さま一人ひとりの生活や時間に寄り添い、働き・集い・住まい・憩う機能に、DXとサステナビリティの要素も加味した当プロジェクトを通じて、新たな価値を創造していきたい」などと抱負を述べております。

 

私も若き時分、旧東芝ビルには、よーく足を運ばせて頂きました。

湾岸、芝浦にまた新たな顔、楽しみなスポットが誕生しますね。

 

<プロジェクトサイトはこちら>

https://www.shibauraproject.com/

株式会社アズワン_小林