三菱地所(株)と東京センチュリー(株)は、東京駅日本橋口前の常盤橋街区再開発、いわゆる「TOKYO TORCH」で推進する、「Torch Tower」部の高層部に配置するホテルに、「Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)」を誘致すると発表しました。
Dorchester Collectionは、世界5都市(ロンドン、パリ、ミラノ、ローマ、ロサンゼルス)で9ホテルを展開する世界有数のウルトララグジュアリーホテルブランド。
2023年にはドバイで中東エリア初のホテル「The Lana, Dubai」がオープンする計画で、今回の誘致はDorchester Collectionにとってアジア初進出となります。
ホテル名称は現時点では未定で、開業は2028年度を予定しています。
「Torch Tower」は、地上62階建て地下4階建て、延床面積約54万4,000平方メートル。
来秋の着工で、2027年度竣工予定で、その高さ約390mとなり現時点で竣工時に日本一の高さを誇る建物となる見込みです。
ホテルは高さ300m超の53~58階に入る計画で、延床面積は約2万1,400平方メートル、客室数は110室の予定。
客室デザインは未定とのことですが、「伝統・モダン・快適性・日本のおもてなしを織り込んだ、TOKYO TORCHらしさを追求する(三菱地所)」との構想。
55階のロビーラウンジには、都心の杜となる緑豊かな半屋外空間「SKY HILL」を創出する他、共用施設として、ダイニング、レストラン、バンケット、フィットネスジム、スパ、プールが完備されるとのこと。
個人的には、59~60階に計画する高級賃貸住宅(約50室)が気になってます。
当然ながらホテルと連携したサービスを提供していく予定、とのことですが、楽しみです。
株式会社アズワン_小林