そもそも才能なんてもんはな、自分で掘り起こして、作り上げるものなんだよ。
オレだって天才なんかじゃない。
誰よりも必死に働き、階段をひとつひとつ、登りしめてきただけだ。
振り向いたら、誰も付いてきてない。
怠けた連中が麓でこうつぶやく、、、「あいつは天才だから。」
冗談じゃない。
ゆとりで育ったのんびり屋どもがホントに嫌いだ。
オレより時間も体力も感性もある奴が、なんでオレより怠けるんだ。
だったらくれよ。
無駄遣いするんだったら、俺にくれ。
もっともっと創りたいものがあるんだ。
俺にくれ。
宇都宮仁平(伊東四朗) 「リーガル・ハイ」(2013)より
「才能がない」、そう言って諦めてしまうこと。
そのことをもって「才能がない」のだ、ということ。
同時に、それが逃げ出す才能でもあること。
株式会社アズワン_小林