私は、 人よりおしゃべりな方かもしれません。
もとい、確実にそうです。笑
さりとて、人より、話したいことがた沢山あるわけでも、日頃話すためのネタをかき集めている訳でもありません。
なんていうんでしょうか、、、話を始めてから話の内容が決まっていく、展開するタイプ。
別の言い方をすると、話し始めないと話し切ることができない人。
何を話そうかなって考えていたら、いつまで経っても話すネタが見つからないし、こんなことをこんな風に話そうかなと考えていたら、おそらくいつまで経っても話としてまとまらない。
そうやって生きてくるとですね、見切り発車でスタートしてしまった話≒発信をそれっぽくまとめる、つじつまを合わせる筋肉が鍛えられていくんです。
これ話≒発信のことだけではなく、行動、アクションに関しても全く同じ。
まずスタート、先に行動した後に、その行動のつじつまを合わせる部位に、自然と筋力が身についていきます。
そんな私は、悩んでから始めようとする人に対しては、いつも、“悩むのは始めてからにしようよ”って思うんです。
あ、これ、単純に「走りながら考えろ」っていうのともちょっと違うんですよ。
「走りながら考えろ」って言っちゃうと、「そうなんだ、もうとにかく何がなんでも走れ」みたいになっちゃって、とにかく走っとけ=始める事や、続けることが目的になっちゃうから、気がついたら、明後日(あさって)の方向に走っているっていうことがありますから。
私が言う“悩むのは始めてからにしようよ”というのは、進む前に悩むのは、どっちの方向に向かおうか?ってことだけにしようよ、っていう事。
進むべき方向や、進みたいと思っている方向、つまり自分はどこに向かえばいいのか、は走り出す前にちゃんと悩めばいい。
ただ、悩みの末に自分のむかうべき道が定まったのなら、その道中に関することがら=まだ一歩も前に進んでいない時点の予(憶)測に基づく心配事や不安点は、道中で悩めばいいじゃん?そうする他に解決(策)できないはずじゃん?ってことです。
言っちゃえば、方向性が定まったのならば、あとはそれこそ走りながら考えろ、でいいと思うんです。
自分はいつ悩めばいいのか、何について悩めばいいのか。
大事なのはここの整理。
ここの整理に割く、自身の時間や労力の配分、程度。
気がつくと行動やアクションが滞ってしまう人は、このことを頭の片隅にでも置いておくといいと思います。
見切り発車おしゃべり野郎からのアドバイスとして。笑
株式会社アズワン_小林大祐