不動産情報サービスのアットホーム（株）が、「車所有者の実態調査」の結果を発表しました。
これは1世帯で1台以上の自家用車を保有し、賃貸マンション・アパートで暮らしている23～59歳の男女591名（男性368名、女性223名）を対象にインターネットでアンケート調査したものです。
利用している駐車場が「物件付帯の駐車場」か「近隣の貸駐車場（月極駐車場）」かを聞いたところ、「物件付帯の駐車場」との回答が最も多かったエリアは「北海道」（63.3％）でした。
「近隣の月極駐車場」を利用する割合が高いエリアは、関東地方（51.1％）および近畿地方（54.4％）で、それぞれ50％以上を占めています。
「現在利用している駐車場を契約する際に、重視したこと」については、“駐車場の月額料金”（物件付帯駐車場：53.1％、近隣月極駐車場：62.8％）、“住まいからの距離”（物件付帯駐車場：46.9％、近隣月極駐車場：58.7％）がトップ2。
いずれも物件付帯の駐車場利用者と月極駐車場利用者の間には約10ポイントの開きがあります。
物件付帯の駐車場利用者は“駐車のしやすさ”（42.6％）や“駐車可能な台数”（26.6％）も重視していることも分かります。
「物件を探した際、近隣の月極駐車場はどのように探したか」については、〝不動産会社に教えてもらう”（52.8％）がトップ。
不動産会社を利用した人からは「駐車場探しに苦労しなかった」という声が多く寄せられています。
次に多かったのは、「物件周辺を歩いて探す」（35.2％）。
「駐車場情報専用サイトで検索」（17.6％）や「不動産ポータルサイトに掲載されている月極駐車場情報を検索」（15.0％）と約10ポイントの差がついていることから、実際に歩いて住まいからの距離と駐車場の料金等を考慮して探す人が一定数いることが分かりますね。
駐車場、私は、絶対に自分で歩く、からの不動産会社に依頼。
不動産会社が、出店地の街をライブでよく知っている、は、もはや幻想ですから苦笑
まずは、自宅や勤務地からの距離×車の使用頻度で許容できる範囲を歩く。
そして、実際に現調（現地調査）。
思っていたよりも入出庫が難しかったり、前面道路が狭かったりすることがありますから、契約前に必ず現地を見学して、自分の車で入出庫できるかどうか、周辺道路や照明などの状況を確認しましょう。
それからでいいですよ、不動産屋は。
株式会社アズワン_小林