ウチの会社のオフィスのイス。
どこにでもある平凡なイス。

例えば、ですけど、このイスを、結婚式場の高砂の席においてみます。
するとその瞬間、イスは、これから人生を共に歩む新郎新婦を迎えるための、特別なイスになります。
例えばどこかの美術館で、誰か著名な芸術家の作品としてガラスケースの中に展示してみる。
するとこのイスは、事と次第によって、数百万円の価値を持つ美術品にも。
または、もしこのイスに「歴史上の偉人が座った」との事実でもあれば、国宝級の価値を持つ遺品となることだってあり得る。

同じ材料、同じ形状のイス。
にもかかわらず、このようにその価値は様々に。
この場合、それぞれのイスの価値を決めている要因はなんでしょう?
それは、そのイスが「置かれた場所(機会)」。
どこに、何のために置かれ、誰が座ったのか?
毎日オフィスで座るイスと同じイスでも、ある文脈では王の玉座として歴史を動かすことだってあるかもしれない。
会社も、仕事も、これと全く同じ。
会社や仕事の価値もまた、置かれる環境、出会う人々、そして得、挑む機会によって、その差は天と地ほどにもなるでしょう。
お客様との縁と仕事を通じて、自分たちの価値を問う時間、機会を追及し続けていく。
来年もまた、志を一つにする仲間たちと共に、そういう一年間を過ごせればと思っています。

大晦日の夜に。
株式会社アズワン_小林大祐