セレンディクス（株）が、2人世帯向けの3Dプリンター住宅「serendix50（フジツボモデル）」のモデルハウスを、愛知県小牧市の百年住宅（株）工場内に竣工したと発表しました。
同モデルは鉄骨造と鉄筋コンクリート造の平屋。
延床面積は50平方メートルで、最大高さは4m。
60歳代以上の夫婦世帯から、終の棲家として3Dプリンター住宅を求める声が多かったとのことから、慶應義塾大学KGRI環デザイン＆デジタルマニュファクチュアリング創造センターとの共同プロジェクトとして開発したものです。
快適性と安全性を検証したデジタルデータにより、躯体を3Dプリンターで出力。
日本の建築基準法に準拠しており、なんと着工から44時間30分で施工完了したそうです。
人の作業を大幅に削減することで、販売予定価格は550万円と、一般的な住宅よりも大幅に安く設定しています。
今後は、実棟での安全性試験を実施した後、限定6棟の先行販売も開始する予定、とのことです。
日本では、3Dプリンター住宅は、建築基準法により、これまでは建築確認申請がいらない場所でしか導入出来ず、実用化されるにはまだ数年かかりそう、というのが私の認識でした。
3Dプリンター技術の進歩×法制度改正で、おもったより近い将来3Dプリンターで作った家に住むという時代が来るかも？
とにかく「serendix50（フジツボモデル）」、見に行きたいなー。
どなたかコネ、紹介してください！
株式会社アズワン_小林