ミサワホーム(株)が、居住環境を備えたトレーラーハウス「MOVE CORE」(ムーブコア)」を、今月から全国で発売を開始しています。
「MOVE CORE」(ムーブコア)」は、戸建住宅と同等の構造で、優れた居住環境を備えているのが特徴。
同社独⾃の⽊質パネル接着⼯法を採用しており、断熱性や遮⾳性をはじめ、耐久性やメンテナンス性にも優れた空間になっています。
糊や釘を使わず施⼯できる乾式内装で、⽤途に合わせた内装変更が可能となっており、一方エクステリアは、設置や取り外しが容易な乾式外構を提案しています。
全⻑約6,140mm×全幅約2,490mm×全⾼約3,780mm。
シャワーブース、洗⾯・トイレも装備でき、カフェやワークスペース、グランピング施設として利用できるほか、災害時には応急仮設住宅に転用することが可能です。
同社高井戸本館(東京都杉並区)に、宿泊事業者向けのトレーラー「いつも」(平常時)と応急仮設住宅トレーラー「もしも」(非常時)の2台の実売モデルを展示されています。
カフェやワーケーション施設などに利用できる「いつも」には、収納空間「蔵」を設置し、ベンチ収納、ワークスペース、⼩上がりに2⼈⽤のベッドも完備。
災害時に応急仮設住宅として機能する「もしも」には、停電や断⽔などを想定し、公共のインフラに依存せず⽣活できるオフグリッドな技術を搭載。
太陽光発電システムや蓄電池、電気⾃動⾞から電力供給できるシステムなどを装備したほか、⽔循環利⽤システムや衛星通信も設置しています。
販売はBtoB、BtoG(行政・国とのビジネス)を中心に展開する計画で、本社直販。
1棟当たりの単価は800万~1,000万円(仕様・設備により変更)。
ミサワと言えば南極・昭和基地。
住宅同等の品質で『いつも』と『もしも』を両立できる新しい空間は注目ですね。
株式会社アズワン_小林