(独)住宅金融支援機構は、2021年度および22年1~3月のリバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」の利用実績等を公表しました。
リバースモーゲージ型住宅ローンとは、
・毎月の支払いは利息のみ
・元金は利用者が死亡した時、担保物件の売却で一括返済する
という商品(ローンです。)
※「リ・バース60」は、60歳以上が対象の住宅融資保険を活用した金融機関によるリバースモーゲージ。
2021年度の付保申請戸数は1,630戸(前年度比40.3%増)、付保実績戸数1,257戸(同25.0%増)、付保実績金額174億5,000万円(同23.3%増)といずれも大幅に増加。
この、背後にある取扱金融機関数は80と、同9機関増です。
申込者の平均像は、
・年齢69歳
・年収392万円
・年金受給者が54.5%
・会社員が22.5%
というペルソナ。
ちなみに使途は、「注文住宅」(30.2%)、「新築マンション購入」(22.1%)、「借換え」(20.9%)など。
資金計画は、所要額2,829万円、融資額1,550万円、毎月返済額3.3万円で、利用タイプは、99.3%がノンリコース型とのこと。
当ブログでもたびたび取り上げている、高齢者の住宅の話題、課題とも近接するレポート。
リバースモーゲージ、今後も要注目ですね。
<発表内容はこちら>
https://www.jhf.go.jp/files/400360886.pdf
株式会社アズワン_小林