三井不動産レジデンシャル(株)、日鉄興和不動産(株)、三菱地所レジデンス(株)、(一財)首都圏不燃建築公社は、4社が参加組合員として参画する「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」(東京都港区)が、東京都から権利変換計画の認可を受けたことを発表しました。
同事業は、都営地下鉄他「麻布十番」駅からほど近い約2.5haの土地に、3棟で構成される共同住宅(約1,400戸)をはじめオフィスや店舗、公園を一体的に開発する計画。
細分化された土地の集約化や建物の不燃化等で防災性の向上、近隣エリアへ連続する動線やエリア全体の回遊性・利便性を高め、地域住民が憩い・交流できる空間整備を目指します。
街区は南北に区分、構成され、北街区にはオフィスと住宅A棟、南街区には住宅B、C棟と公園を整備する予定。
建物は地上42階建ての高層棟を中心として、延床面積は約17万7,600平方メートル。
また、古川沿いには約2,500平方メートルに及ぶ南北に長い公園を整備するほか、地区内を横断する区画道路を整備することで、麻布十番エリアの回遊性を向上させる計画です。
同事業は、1994年に再開発準備組合が設立され、2016年に都市計画決定、2020年に本組合が設立されていました。
2024年度に本体工事着工、2028年度に竣工を予定しています。
本事業に関しては弊社も少しお手伝いさせて頂きました。
建設地東側には既に再開発事業で「パークコート麻布十番ザタワー」「シティタワー麻布十番」が建設されていますが、両棟を上回る大規模マンションが誕生することになります。
株式会社アズワン_小林