三井不動産(株)は、柏の葉(千葉県柏市)で開設に向け取り組みを進めていたインターナショナルスクール「(仮称)Rugby School Japan(認可申請中)」の設置計画について千葉県知事の承認を得たと発表しました。
2023年8月下旬の開校に向け、本年9月より生徒の募集を開始するそうです。
Rugby School International Limited、(一財)Rugby School Japan設立準備財団、国立大学法人千葉大学、CEAMS合同会社とともに推進しているプロジェクト。開校予定地は、つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅から徒歩3分、千葉大学柏の葉キャンパス敷地内です。
三井不動産は校舎以外の付帯施設の整備を行なう予定で、国際規格のラグビー場や講堂としての利用も想定している木造建築の食堂を新設する計画。
開発に当たっては、千葉大学環境健康フィールド科学センターの既存樹木を約300本残して、緑豊かなランドスケープを形成します。
柏の葉とラグビーとの関わりは深く、ジャパンラグビー リーグワンの「NECグリーンロケッツ東葛」のホストスタジアムがあり、ラグビーワールドカップ2019の際には、ラグビーニュージーランド代表「オールブラックス」の事前キャンプサポートを行いました。
なお英国ラグビー校は、英国の「ザ・ナイン」(英国の伝統ある名門パブリックスクール9校の総称)の一角を担うラグビー発祥の地としても知られています。
英国ラグビー校の海外進出としては今回が2例目だそうです。
今回の「(仮称)Rugby School Japan(認可申請中)」の開校によって、グローバルな教育を提供できる教育インフラが整うことで、アジアを中心とする世界の多くの地域から人材や外資系企業のさらなる集積が期待されますね。
株式会社アズワン_小林