三菱地所(株)が、参加組合員として推進してきた「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」(東京都渋谷区)の権利変換計画が、東京都により認可されたと発表しました。
同社は今後、特定建築者として開発を進めていきます。
本プロジェクトは、道玄坂一・二丁目をつなぐ南北のネットワークを形成し、その結節点に来街者の交流・憩い空間として約 850 ㎡の広場や約 50m に亘り樹木に囲まれた緑道を設ける計画としています。
また、商業店舗・ホテルや広場といった人々が交流する場を提供し、そこでの人々の活動から生まれる情報を発信することで、渋谷駅周辺から道玄坂に人々を誘引し、渋谷エリア全体の回遊性の向上並びに活性化に寄与することを目指します。
新設する建物は、京王井の頭線「渋谷」駅直結、JR「渋谷」駅、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷」駅 から徒歩2分に立地。
敷地面積は約6,720平方メートル、地上30階地下3階建てのオフィス棟と、地上11階地下2階建てのホテル棟が整備される予定。
ホテル棟に進出するラグジュアリーブティックホテル「TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称)」には、広さ28㎡~120㎡の客室を120~130室用意するほか、ルーフトッププール&バー(図左)、ルーフトップレストラン、オールデーダイニング、スペシャリティレストラン、シアタールーム、スパ(図右)、ジムを計画しています。
渋谷・道玄坂にありながらカジュアルに染まらない、遊び慣れた大人をターゲットにしているそうです。
また、オフィス棟(高層棟)には、1~3階に店舗、3~30階にオフィスを配置。
オフィス棟は各フロア1,500㎡超の貸付面積を有する高機能オフィスビルとなります。
また防災機能として、帰宅困難者のための一時滞在施設の整備も予定しています。
2022年度解体工事着工、2023年度新築工事着工、2026年度竣工の予定。
ようやく新大宗あたりがきれいになります。
人工地盤がつながるうえでの重要なワンピースが整いますね。
株式会社アズワン_小林