三菱地所レジデンス(株)が、東京大学目白台キャンパスにおける土地有効活用事業として、複合建物(東京都文京区)の新築工事に着工しました。
これは2020年5月の土地有効活用に係る事業協力者募集に対し、三菱地所レジデンスが事業主、三菱地所(株)が総合企画として、複合建物賃貸事業に基づく定期借地事業提案を行ない、選定された事業。
昨年2022年3月、三菱地所レジデンスと東京大学間で同事業に基づく事業協定を締結しています。
事業地は、東京メトロ有楽町線「護国寺」駅より徒歩6分に立地。
約5,290平方メートルの敷地に、延床面積9,608平方メートル、鉄筋コンクリート造地上5階建ての建物が新築されます。
完成後は、東京大学大学院医学系研究科の看護学施設(Global Nursing Research Center、以下「東京大学GNRC」)のほか、医療・ヘルスケア施設、学童保育施設、多目的コミュニティスペース等で構成される計画です。
東京大学GNRCには、看護学を基盤に、人生100年時代の幸福寿命の延伸を目指した「しあわせ社会実現プロジェクト」を実装する計画で、子供から高齢者まで幅広い地域住民を対象に、看護学研究者による健康・ケアに関する学習プログラムを提供。
併せて、センシングやリモート看護など先進的な技術開発にも取り組む予定です。
ヘルスケア施設では、介護付有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅のほか、訪問介護ステーション、クリニック、調剤薬局、リハビリ特化型デイサービスを設置。
また建物内には「交流広場」を設け、「交流広場・多目的コミュニティスペース」「医療・ヘルスケア施設」「学童保育施設」が有機的につながる、地域に開かれたコミュニティ形成の場を提供していく構想です。
竣工は2025年1月末の予定。
ここ、まだ新卒で池袋営業所勤めの頃って、東京大学医学部附属病院の分院だったような?
高台の閑静な文教地区に、は東京大学の重要な役割を果たす施設が生まれますね。
株式会社アズワン_小林