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三菱地所(株)×エアビー、次世代レジデンスを共同で開発・運営

三菱地所(株)×エアビー、次世代レジデンスを共同で開発・運営

三菱地所(株)は、Airbnb Japan(株)(エアビー)と包括連携協定に基づく初の協働の取り組みを開始すると発表しました。

 

両社は2022年12月に包括連携協定を締結、ポストコロナ時代の多様な暮らし、旅、ワークスタイルの支援について協議を進めてきました。

初弾の取り組みは、賃貸借と日割り利用を組み合わせて運用する次世代型レジデンス「(仮称)豊島区池袋4丁目計画」。

月単位で賃貸借する一般的な物件と、三菱地所グループが住宅宿泊事業法の届出を行ない、それに基づいて運用する物件とが混在するハイブリッド運用を行なう。後者の宿泊予約はエアビーが受け付けます。

両社がそれぞれの強みを生かしながら、お互いのユーザー層にアプローチできる取り組みになる構想。

「(仮称)豊島区池袋4丁目計画」の開発・運用は三菱地所レジデンス(株)が、完成後の物件運営は三菱地所グループのコリビング運営会社であるHmlet Japan(株)が行ないます。

先月既に着工し、2025年に入居開始する予定です。

 

協定に基づき、両社では今後、池袋を皮切りに、渋谷など国内外の旅行者に人気のエリアにおいて賃貸借と住宅宿泊事業法のハイブリッド運用を行なう賃貸住宅の開発を展開していく計画。

取り組み結果は共同で検証し、多拠点生活を促す郊外型商品を共同で企画・開発し、国内外に訴求していくことで、新たな需要への対応力を高めていくと同時に地域の交流人口増加に貢献していきます。

 

バケーションレンタル最大手にして、シェアリングエコノミーの文脈で最も成功した企業、エアビーアンドビー。

彼らの有名なコア・パーパスが「誰もがどこにいても『居場所』を感じられる世界をつくる」です。

利用者として言わせてもらえば、彼らのビジネス・モデルで、顧客と直接触れ合い、体験をつくり出すのは実は「ホスト」、つまり、空き部屋を提供する人たちなんですよね。

 

日本随一の大家、三菱地所(株)が、「ホスト」として“居場所づくり”を、彼らと共創することが適えば、日本における新たな「借りる常識(ニーズ)」が加速するかもしれません。

という意味で、業界人としてとてもとても注目中。

 

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株式会社アズワン_小林