住友商事(株)は、芙蓉総合リース(株)との共同事業である「ロクマルゲート池袋」(東京都豊島区)の竣工を発表しました。
「ロクマルゲート池袋」は、日本有数の歩行者通行量のある“サンシャイン60通り”の池袋寄り入口に立地する、敷地面積1,240.58平方メートル、地下2階、地上11階建ての商業ビル。
旧「イケブクロ・ロクマルビル」の建て替えプロジェクトで、2020年4月に同社が隣接ビルとその土地を取得し、同年10月に解体工事着工。
12月に芙蓉総合リースが信託受益権を一部取得し、共同事業化し、2021年9月に着工しました。
低層・高層部がモノリシックな一体構成になったデザインで、角度によって見え方が変わる印象的な建物は、地域のシンボルになることが期待されています。
またサンシャイン60通りに対し、開放的で明るいエントランスアプローチを演出することで、周辺への圧迫感を減らしています。
アミューズメント施設やクリニックなど、10店舗が出店する予定で、開業は今月2023年7月以降だそうです。
池袋駅周辺は言わずも知れた東京副都心の1つ、JR東日本の中で新宿駅に次ぐ国内2位の乗降客を持つ巨大ターミナル。
一方で、池袋駅を含む豊島区は、出産適齢期に当たる20~39歳の女性人口が2040年までに50%以上減ると推計され、2014年に民間の日本創成会議から消滅可能性都市に選ばれ、大きなイメージダウンになりました。
以降、東京都や豊島区は池袋駅周辺のイメージアップにつながる街路や公園の整備事業、アート・カルチャースポットの設置などを進めており、今回の新複合商業施設も池袋駅東口のにぎわいをさらに加速させることを目指しているそうです。
確かに、子供たちが小さい時分=板橋区民だったころ、サンシャインに向かうサンシャイン60通りは、本線+枝ともに、まだまだアダルトすぎる通りでしたからね。苦笑
酷暑が終わるころ、行ってこよーっと。
株式会社アズワン_小林