(株)MIWA Akerun Technologies(東京都港区)は、スマートロックを活用した「Akerun.Mキーレス賃貸システム」を発表しました。
同社は、建築用錠前を展開する美和ロック(株)と、クラウド型IoTサービスを提供する(株)Photosynth(フォトシンス)との合弁会社です。
同システムは、美和ロックのスマートロックとPhotosynthのクラウドやIoTテクノロジーを活用し開発したもの。
共用部と専有部にスマートロックを設置し、クラウド上で鍵を管理。物理鍵の代わりに「スマートキーアプリ」「ICカード」「暗証番号」を用いて解錠できるようになります。
管理会社は、従来の物理鍵の受け渡しに伴う移動や鍵管理が不要となり、物件管理が大幅に効率化、内見から退去までの業務効率や生産性の改善効果を期待。
また、入居者は物理鍵の紛失といったセキュリティリスクが排除されます。
さらに宅配サービス、家事代行などの住宅向けサービスも、キーレスで利用できるようになるという将来展望です。
2023年1月より提供を開始。
価格は、同システムを提供する管理会社との個別対応により決定するとか。
向こう3年間で、大手管理会社の導入シェア4割を目指すそうです。
スマートキーは今技術の進化とともにどんどん便利になっていますよね。
スマホで施錠はもちろん、開錠の履歴をチェックできるもの、暗証番号で開錠できるもの、最近では顔認証によって開錠ができるシステムも。
ハードがソフト(サービス)と協業して、どんどん新たなアイディアが生まれてくることに期待しましょう。
株式会社アズワン_小林