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問題をつくる人>問題を解く人

問題をつくる人>問題を解く人

 

また一週間が始まります。 

憂鬱(ゆううつ)ですか?

 

会社に行けば、朝から晩まで、決して片付かない仕事に追われる毎日。

それは大変でしょう。

大変でしょう、けどね。

仕事を自分で作らないといけない日々は、仕事に追われる毎日が生ぬるく思えてくるほどですよ。

自分でやることを自分で作る、一瞬でも「次、何をやろう」っていう状況っていうのは、それほど“難しい”ことなんです。

 

当然、ほとんどの人は、仕事はしたことあるんですよ。

だけども、仕事を創ったことがない人がほとんどです。

 

満員電車に文句言っても、会社や上司に文句を言っても、どれだけ自我と自由を要求しても、仕事を創ったことのない人は、「じゃぁ好きにしていいよ」って言われれば路頭に迷うもの。

私の経験から言っても、会社に雇われている人が、自由を与えられても、その自由をコントロールできる人なんて、ほんの一握りです。

 

経験した人間は知っています。

解くべき問題がないという状況は、本当に苦しいということを。

与えられた問題を解くより、ずっとずっと、問題を作るほうがレべチ、段っっっ違いに難しい。

 

だから、社会は本当によく出来ていますよね。

仕事の単価って、問題を解く人よりも、問題を作る人の方が圧倒的に高いもの。

仕事を与えられ仕事をする人の報酬は、仕事を創る人の報酬を上回ることは、残念ながら無いんです。

 

さて、あなたが仕事に追われる毎日。

それ、よーく考えてみてください。

それ、問題を作る日々なわけじゃなく、問題を解く日々ではありませんか?

であれば、仮にあなたの仕事が増えても、それは作業の量が増えているだけ。

きっと作業の量の増加に反比例して、思考の量や、判断の料は減っているはずです。

 

ならあなたの今日の憂鬱は、所詮そんな程度の憂鬱です。

せいぜい十分な睡眠や、適度な運動などできっと回避できますので、大丈夫ですよ。

 

株式会社アズワン_小林