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在宅“オーバーワーク”にご用心(2)

在宅“オーバーワーク”にご用心(2)

在宅勤務の労働生産性低下の危険。

怠ける<オーバーワークするリスクの回避。

 

やはり、在宅勤務で大切なことの一丁目一番地は、なんといっても“オンオフの切り替え“だと思います。

 

その第一歩として重要なことが「身支度」。

 

在宅勤務でも、毎朝、私のような男性であれば、洗顔をして歯を磨く、は当たり前のこととして、しっかりひげを剃り(女性であれば軽くお化粧する?)、オフの部屋着とは別の格好に着替える。

要するに最低限の身支度をして仕事を始めましょう、ということです。

 

これはどちらかといえば“怠け“の回避

 

そして、こちらのほうが私は大切だと思っていますが、仕事が終わったら、さっさとオフの部屋着に着替える。

仕事着を脱いでリラックス、つまり帰宅後の着替えと同じ「ケジメ」をするべきです。

通勤がないということは帰宅もないわけですから、着替えを境に、今日の仕事は終了、ということですね。

 

これはどちらかといえば“オーバーワーク”の回避。

私はこちらですね、重要視しているのは。

 

いずれにしても身支度をし、身支度を解くことで、気分にメリハリをつけ、仕事とプライベートの区切りをつけるべきです。

 

もちろん、いわゆるパジャマのまま仕事できるのが、在宅勤務のいいところでもあります。

しかし、それだと、きちんと仕事が始まらない、オンのモードに切り替わらない。

そして、逆に仕事終わり=オフの時間まで仕事に侵食され、ダラダラと長時間労働になってしまう。

パジャマのまま、は逆にオーバーワークを誘発する危険性がありませんか?

 

次におすすめすしたいのは、在宅勤務では、仕事を始める前に、「時間割を作る」こと。

 

学校では、曜日ごとに時間割が決まっていました。

勉強のカリキュラムももちろんですが、休み時間やお昼休み、放課後の課外活動まで。

 

在宅勤務でも、これに倣って時間割を作り、時間帯に合わせて、仕事の内容も調整するといいとおもいます。

 

例えば頭のスッキリしている午前中は、アウトプット中心の仕事として、ちょっと疲れの出る午後は打ち合わせ。

夕方は、頭を使わない締め切りに追われる作業をあえて詰め込むなど、もちろん相手がある予定はどうにも調整できませんが、時間割の組み方で、結構業務プロセスと成果をコントロールできます。

 

そして大事なことは、休憩時間、回数も予め決めておくこと。

それも、ただ仕事の手を止める予定を決める、だけではなく、どんな休憩効果を狙うかを明確にして予定します。

 

具体的なお話は次号。

 

(株)アズワン_小林