小田急不動産(株)と、(有)トノコーポレーション(千葉県松戸市、運営会社「omusubi不動産」)は、空き家再生に関する基本協定書を締結したと発表しました。
小田急線沿線は一部人口減少に転じる地域もあり、また、同沿線が面する世田谷区は自治体別の空き家数で全国1位。
小田急不動産は同沿線を中心に空き家の買い取り・リノベーションやリノベーション付き住宅サブリース事業を展開しています。
一方、omusubi不動産は千葉県松戸市を中心に空き家を借り上げ、DIY可能物件としてアーティスト等に提供する事業を展開。
この取り組みが注目され、小田急電鉄(株)が開発した同沿線「世田谷代田」駅至近の複合施設「BONUS TRACK」に誘致され、周辺地域の空き家仲介等を実施しています。
同協定は、両社が空き家問題の解消に向け連携・協力して取り組むことを目的に締結。
今後はこれに基づき、築年数の経過した物件の特性を生かした賃貸メニューの開発、未活用資産の有効利用、人口流入等に取り組むとのこと。
ローカルマーケットで育んだ“工夫のたね”だからこそ、メインマーケットで芽を息吹く地力があるんでしょうね。
うちも見習いたいですね。
<omusubi不動産側のニュースリリースはこちら>
https://www.omusubi-estate.com/?p=42223
株式会社アズワン_小林