さて、新しい年が始まりました。
今年もテレビやSNSを開けば、多くのメディアや専門家、コメンテーターたちが「2026年はこうなる」と一斉に予測を語っています。
景気はこう動く、この業界はこうなる、これが流行るといった、「予測」。

「未来を予測する最良の方法は、それを発明することだ。」
これは現代コンピュータの父、アラン・ケイの言葉。
予測は「観客」のすること。
メディアやコメンテーターたちが口にする予測は、やっぱりどこか「他人事」の響き。
窓の外の天気を眺めて、「今日は雨になりそうですね」と言っている「観客」の視点です。
ビジネスの最前線に立つ私たちは、観客席に座っていてはいけません。
事実アラン・ケイがこの言葉を放った当時、PC(パーソナルコンピュータ)なんてこの世に存在しませんでした。
「そんなもの必要ない」と冷ややかに語る専門家の「予測」にも耳を貸すことなく、彼は、自らの手で未来を「作って」しまった。
その結果、そして彼同様未来を作り続けた人たちの手によって、今、私たちの手元にスマートフォンがある日常が生まれたのです。

未来は、決まったレールの上を走ってくる列車ではありません。
私たちが今日、どんな課題を見出し、それをどうやって解決しようと、どんな新しい挑戦をするか。そのアクションの積み重ねそのものが、数ヶ月後の未来という形になって現れます。
つまり、未来とは、「たった今、この場所で、私たちが作っているもの」なのです。
もし私たちが、誰かが語る「今年は厳しい年になる」という予測を信じて縮こまれば、その通りの未来がやってくるでしょう。
しかし、私たちがその予測に抗(あらが)い、「今までにない価値を届けてやろう」と挑戦心を以って動き出せば、どんな権威ある人の予測だって、いくらでも塗り替えることができます。
勿論甘い結果ばかりではない。
でも、自分の未来を誰かの予測に委ねるほど、つまらないことはありません。

一番確実に未来を当てる方法とは、自分が思い描いた通りの未来を、自分たちの手で「発明」してしまうこと。
私はアラン・ケイの言葉に100%、乗ります。
もし、誰かに「今年の御社はどうなりますか?」と聞かれたら、胸を張ってこう答えます。
「予測はできません。なぜなら、私たちがこれから最高に面白い未来を『発明』するところだからです!」と。
我々アズワンは、今年も最高にクリエイティブで、刺激的な一年にします。
今年もどうぞよろしくお願いします!

株式会社アズワン_小林大祐