京王電鉄(株)と東日本旅客鉄道(株)から、新宿駅西南口の開発計画の概要が発表されました。
開発地は東京都新宿区西新宿1丁目、および渋谷区代々木2丁目の地域で、区域面積は約2ha。駅ビルの建て替えを契機に、敷地の整序を進めると共に、駅、駅前広場等も一体的に再編。
北街区(敷地面積約1万平方メートル)には、店舗、宿泊施設、駐車場などで構成される、地上19階地下3階建てのビルを建設。
南街区(敷地面積約6,300平方メートル)には、店舗、事務所、宿泊施設、駐車場等で構成される、敷地地上37階地下6階建てのビルを建設。
また、土地区画整理事業や周辺開発事業等と連携を図りながら、「新宿グランドターミナル」とまちとをつなぐ重層的な歩行者ネットワークや、地下、地上、デッキ階をつなぐ歩行者ネットワークを整備し、東西南北の歩行者中心のネットワークを構築。
さらに、新宿西口地区と連携し、建物中層部・高層部に人中心の広場を設ける計画。
今後、東京都の国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトとして、内閣総理大臣による区域計画の認定に向け、東京都や新宿区、渋谷区の都市計画審議会や国家戦略特別区域会議等の手続きが進められる予定。
北街区の工期は2040年代、南街区の工期は23~28年度の予定。
スケールが大きい分、先は長くも、楽しみな“THE都市開発”です。
<元の記事はこちら>
https://www.jreast.co.jp/press/2022/20220413_ho03.pdf
(株)アズワン_小林