(株)一五不動産情報サービスが、「物流施設の賃貸マーケットに関する調査」結果を発表しました。
同社は東京圏・関西圏で延床面積または敷地面積が1万平方メートル以上の賃貸物流施設の空室率等を四半期ごとに調査しています。
今回の対象は東京圏579棟、関西圏168棟となります。
今期の東京圏における空室率は4.0%(前期比0.8ポイント上昇)となっています。
2021年1月の0.2%を底に7四半期連続で上昇しており、昨年のひっ迫した需給環境から1年あまりで均衡した局面に移行したといえます。
具体的には計17棟が新たに竣工し、うち10棟が満室稼働。
募集賃料は、1坪当たり4,700円(同20円上昇、同0.4%上昇)で、ほぼ横ばい。
均衡した需給バランスを背景に、募集賃料も安定している、とのことです。
関西圏の空室率は1.6%(同0.7ポイント下落)。
2022年8~10月の新規供給19万1,000平方メートルに対して、新規需要が24万3,000平方メートルと若干上回ったことが4四半期ぶりの空室率の低下につながりました。
募集賃料は、1坪当たり4,300円(同120円下落、同2.7%下落)と下落しましたが、前期(2022年7月)に大幅上昇した反動であり、関西圏の賃料動向は一進一退で落ち着いているという報告です。
弊社の近傍でも、とにかくバンバン建ってますから。
中小施設も含めて、引き続き土地活用の軸であることは間違いありませんね。
東西、賃料そんなに変わらないんだなぁ。。。
株式会社アズワン_小林