東急不動産(株)が、同社が組合員および参加組合員として参画する「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」(東京都品川区)について、東京都知事より権利変換計画の認可を受けたと発表しました。
本再開発は、JR山手線「大崎」駅と「五反田」駅の中間に位置する約1.6haの区域を整備するプロジェクト。
大崎駅に近いゾーン(1街区)に主に業務機能を、五反田駅に近いゾーン(2街区)に居住機能を整備。
周辺と調和した一体的な複合市街地を形成する計画です。
1街区は、敷地面積約9,210平方メートル、延床面積約6万9,090平方メートル、地上20階地下2階建てのオフィスビルを建設。
2街区には、敷地面積約4,440平方メートル、延床面積約4万3,120平方メートル、地上39階地下1階建ての住宅・保育所を建設。
施設建築物には浸水対策を施し、帰宅困難者用の一時滞在施設を計画することで、地域の防災性向上も図られます。
また、道路拡幅のほか、歩道状空地や区域中央の貫通道路を整備することで、安心・安全な歩行者ネットワークを構築。
水辺を生かしたオープンスペースや緑道の整備も行なう予定です。
すでに解体工事に着手しており、2027年度に竣工の予定。
2002年の都市再生特別措置法に基づき、大崎駅から五反田駅にかけての周辺約60haが都市再生緊急整備地域の指定を受けてから、はや20年が過ぎました。
生まれ変わる水と緑の街、また新たな街が誕生することになりますね。
株式会社アズワン_小林