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森ビル(株)「六本木ヒルズ」が開業20周年

森ビル(株)「六本木ヒルズ」が開業20周年

森ビル(株)が運営する「六本木ヒルズ」(東京都港区)が、開業20周年を迎えました。

 

六本木ヒルズは、開発面積約11ha、集合住宅、オフィス、商業施設、ホテル、文化施設、放送センター等で構成する大規模複合施設。

1986年に東京都が六本木一丁目地区を「再開発誘導地区」に指定。

森ビルおよびテレビ朝日が地権者に個別訪問等を重ね、賛同を得た約400の地権者と共に計画を進め、2000年に着工、2003年に竣工しました。

 

森ビル(株)ら関係者は、開業当初から、六本木エリアのコミュニティ醸成に注力してきました。

再開発組合を元に2004年に結成した「六本木ヒルズ自治会」には、計1,050の周辺住民・企業・店舗が所属。

地域清掃活動「六本木クリーンアップ」等の地域貢献活動、春祭り・盆踊り等のコミュニティ活動、震災訓練などの安心・安全活動に継続的に取り組んできました。

 

また、コンセプトとする「文化都心」の中核をなすオフィス棟最上階の「森美術館」を核に、さまざまな文化活動を展開。

同美術館では、20年間で約60回の展覧会を開催し、累計1,850万人が来館。

2009年からは東京都・港区と連携し、一夜限りのアートイベント「六本木アートナイト」を実施するなど、まちぐるみでのアートイベント開催にも注力しました。

 

「六本木ヒルズ」の開業で、周辺の人口動態や不動産市況も大きく変化。

周辺エリアの居住者数(港区)は、開業前(02年)の16万4,000人から23年は26万3,000人と約1.6倍に増加。

地下鉄「六本木」駅の乗降客数も、2002年の2,262万人だったのが、2019年には4,203万人と約2.2倍にもなりました。

また、六本木エリアの地価(1坪当たり)は、2002年の667万円が、2020年は1,500万円と約2.2倍も上昇しています。

 

現在、森ビル(株)は、隣接する虎ノ門エリア、麻布台エリアで大規模な再開発プロジェクトを推進。

今後は両エリアとも連携を図りながら、六本木のまちをさらに盛り上げる方針です。

 

かつて六本の木(松)が立っていたことから、「六本木」。

江戸時代は大名や旗本の屋敷が立つ静かな町。

戦後は、在日米軍関連施設が多く存在し、外国人と交流する場所として、夜のエンターテイメントの街。

 

今や「六本木ヒルズ」そして「東京ミッドタウン」の開発によって、国内外のビジネスパーソン、観光客、アーティストなど、多様な人々が集まり、交流する国際的にも日本を代表する都市の一つとなりました。

 

私自身も、前職、この街で働けたことが、「色々な意味で」財産になってます。笑

 

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株式会社アズワン_小林