積水ハウス(株)が、「梅雨の暮らしに関する調査」結果を発表。
これは4月7~10日に、全国の20~60歳代の既婚男女500人を調査し、まとめたものです。
梅雨の時期の住まいに関する困りごとで「大変困っている」と「困っている」の合計でトップとなったのは「洗濯もののにおいや乾きにくさ」(55.5%)。以下、「室温や湿度の調整や管理」(44.9%)、「濡れた傘や靴、持ち物の管理」(43.1%)、「家のカビ」(39.1%)と続きます。
梅雨の時期に家の中で湿気やカビの発生が気になる場所については、「浴室の壁や床・天井」(49.7%)、「浴室の窓やドア周辺」(40.2%)、「洗面室・脱衣室の壁や床・天井」(28.0%)などが上位を占めています。
さて(マニアックですが)自宅で濡れた雨具をどこに置いているかを聞いたところ、長い傘、折りたたみ傘などの種類にかかわらず傘を「玄関土間」に置いている人が最も多い様子。(まぁ当たり前か?)
また、玄関の外または玄関土間に置いている人のうち、長い傘(ビニール傘以外)の置き方は、「傘立て」(54.7%)、「直置き・立てかけ・かけておく」(45.3%)。
折りたたみ傘は「直置き・立てかけ・掛けておく」(58.3%)が過半数。
長靴やレインシューズの収納については、「玄関土間」(40.9%)、「下駄箱・玄関収納」(29.5%)で、濡れたまま収納している人が少なくないことが分かります。
レインコートは、「部屋の中」が28.5%、ほぼ同割合で「玄関土間」28.1%が続きますが、保管場所は「部屋の中」が40.9%であることから、一時的に玄関を干し場とし、乾いたら室内にしまう人もいることが読み取れますね。
要するに土間、なんですよ!
土間は古くはエジプトやローマの住居や公共基礎建築物で用いられ、伝統的な日本家屋では当たり前のスペース=機能でしたからね。
耐久性があり、保温性、通気性の良い快適な居住空間を提供する役割を果たしてきたんです。
私も土間大好き。
15年前には土間マンションつくって怒られたけど。。。
今の日本のおうちは、玄関は靴脱ぐだけの場所になっちゃってるから、、、狭すぎる!
株式会社アズワン_小林