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雑味、こそ。

雑味、こそ。

 

春菊の青臭さ、苦味。

サザエの磯臭さ、苦味。

 

子供の頃は苦手でした汗

何これ?好き好んで誰が食べんねん、これ。って笑

 

いつからだろうか、やって来た、慣れ。

からの、「これだよな」の感。

青臭い苦味は、山の幸を、磯臭い苦味は、海の幸を食べている実感につながっています。

今や、この“雑味”なしでは、到底物足りない。

 

人のキャラもこれに似ていると思いませんか?

何もかも完璧に整っている人よりも、ほのかな“雑味”がある人の方が、気になる、記憶に残る、魅力的。

 

食材も人材も、“雑味”は、最初は違和感として捉えられるかもしれない。

が、慣れると逆にそれがないと物足りなく感じるような魅力に反転する。

その可能性は、十分にあります。

 

自分には“雑味”があると、自己認知すること。

そして自分の“雑味”が単なる傍(はた)迷惑なものなのか?あるいは、やがて魅力になり得るものかをメタ認知すること。

この認知プロセスは、そもそも“雑味”を持たない人には経験できない事です。

 

要するに、私は好きです、今のあなたの“雑味”。

クセになる。笑

まぁ苦手な人もいるとも思うけど、「まだ」ね。

 

今はまだ、優(すぐ)れる必要はない。

“雑味”そのままで、しっかりと異(こと)なれ。

 

株式会社アズワン_小林大祐