(公財)日本賃貸住宅管理協会が、「賃貸住宅メンテナンス主任者認定制度」の受験概要について説明、申し込みを開始しました。
「賃貸住宅メンテナンス主任者認定制度」は、オーナーや入居者から賃貸住宅の建物や設備の維持・保全に関する問い合わせを受けた際、初診判断(一次対応)ができる基本的で幅広い知識と技能を有し、建物の維持・保全における提案力を持つ人材を育成するもの。
申し込み後、5~10日ほどでテキスト(B5サイズ・全362ページ)が送付されるとともに、全10編・計640分の講習動画を視聴することが可能となります。
試験方法はIBT(Internet Based Testing)方式を採用。
24時間・365日試験を行なうことが可能で、スマートフォンやタブレットなど多様なデバイスで受験できます。
試験時間は120分、問題数は100問(正誤式)で、試験期間は決済終了後より90日間。
不合格の場合は、試験期間の間、合格するまで何度でも受験でき、回答解説とスコアレポートにより、自身の弱点や理解度をチェックすることが可能です。
また、合格者特典として、テキストの内容に関する質問に回答する、LINEの「AIメンテナンス」サービスが付与されます。
受験料は9,900円(税込み)で、テキスト・講習動画視聴代・試験代込み。
合格後、有効期限は5年間の認定証(証書・カードタイプ)が発行されます。
「賃貸住宅メンテナンス主任者認定制度」は、建物・設備の基本的な知識はもちろん、テキストには『ガスコンロが使えない』『インターホンが鳴らない』といった、入居者からの困りごとに対応できる内容も盛り込んでいるようです。
コールセンターのスタッフや新入社員など、建物管理の専門外の従業者にも広がるといいですね。
ちなみに現段階では合格点70点以上を想定しており、初年度の受験者は約1,000名を目指すそうです。
これも今が受け得?
株式会社アズワン_小林