(株)コスモスイニシアと(株)コスモスホテルマネジメントは、都市滞在型アパートメントホテル「MIMARU(ミマル)」の新シリーズとして2021年から展開している「MIMARU SUITE(ミマルスイート)」の東京初出店となる「MIMARU SUITE 東京日本橋」(東京都中央区、客室数36室)を報道陣に公開しました。
「MIMARU」は、外国人観光客の連泊ニーズに対応した長期滞在型のホテルで、首都圏・関西圏でこれまで22施設を展開。
40平方メートル以上のワンルームタイプ、4ベッド、キッチン付きの客室を中心としたラインナップで、家族で来日するインバウンドを中心に利用され、コロナ禍前のインバウンド比率は9割に達していました。
対して「MIMARU SUITE」は、キッチン付きのリビングダイニングと2つの独立したベッドルームを基本とするもので、グループ旅行、多世代旅行、「ホテルはスイート」が当たり前の欧米インバウンドなど、グループで集う空間とともにプライバシーも重視する利用者に訴求するブランドです。
「MIMARU SUITES 東京日本橋」は、東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町」駅より徒歩2分に立地。
客室は58~60平方メートルで、4人で眠れるキングバンクベッドを設けたファミリースイートタイプ(定員6人、27室)、2ベッドルームタイプ(定員4人、9室)で、全室、バスルームとシャワールーム、トイレ2つ、洗濯乾燥機が設けられています。
また2階ロビーには食器類約100点、アート約100点、蔵書約300冊を用意し、滞在中のユーザーに貸し出して、自宅のようにくつろいでもらうねらい。
ロビーには、カフェコーナーも設け、地域住民にも開放、コーヒー、お茶、日本酒の試飲イベント等も行なっていくとのこと。
ちなみに宿泊料金は1室3万6,000円~。
同社は、コロナ禍の収束を視野に入れ、ホテル出店を加速、休業中ホテルの再開も順次進めていくそうです。
今月は「MIMARU大阪 心斎橋EAST」(大阪市中央区、客室数40室)、来月には「MIMARU東京 池袋」(東京都豊島区、客室数107室)と「MIMARU大阪 心斎橋NORTH」(大阪市中央区、客室数49室)、12月には「MIMARU SUITES 東京浅草」(東京都台東区、客室数36室)を一気に開業。
2023年も1施設の開業を予定しており、総客室数は1,500室を突破する見込みです。
日本政府の入国制限撤廃を発表から、インバウンドの予約が4倍に増えているといいます。
円安と相まってのホテル需要の再着火、ぼうぼうと再び燃え出す市場の成り行きに注目、というか色々な意味でよくよく注視しないと、ですね。
★「MIMARU SUITE 東京日本橋」公式ホームページはこちらをチェック☆
株式会社アズワン_小林