(株)JR西日本イノベーションズは、中古戸建住宅買取再販事業「このび」を開始すると発表しました。
対象は空き家または空き家となる見込みの既存戸建住宅。
同社が買い取り、リフォーム・リノベーションした後、割とリーズナブルな価格で再販します。
ターゲットは子育てファミリー世帯。
年々住宅価格が高騰する一方で、国内平均所得は上がっておらず、「憧れの新築マイホーム」を購入するハードルは高まり、また、価格的制約から新築住宅の専有面積も縮小。
そんな子育てファミリー世帯が豊かに安定的に生活できる住環境の整備を目指します。
また、空き家等を「持続可能なまちの資産(地域キャピタル)」に変えることで、地域活性化とサステナブルなまちづくりに貢献する狙いもあるとか。
2023年4月より滋賀県大津市・草津市で事業を開始し、順次展開エリアを拡大する予定です。
買取再販事業も、色々な意味で浸透も、少し下火?というか好調すぎる中古マーケットの中で、その独自性?を失っているような気がします。
そういう中で、沿線インフラ会社が「持続可能なまちの資産(地域キャピタル)」と題することは、ユニークかな。
期待しちゃいますね。
株式会社アズワン_小林