ちょっと出遅れましたが、観てきました。
オールドファン(それも信者に近い分辛口)としての感想は、、、良かったです。
それもかなり。笑
言ってみれば、大きな意味ではネタバレ作品なのに、なぜこんなに評価されるのか?
「変なことしないでくれー」とまで言っていた私自身も評価してしまうのか?
色々あるのですが、とにかく一言。
これは映画館で見るべき作品、エンターテイメントだということです。
久しぶりに「映画館で映画を観る」醍醐味を感じました。(トップガンマーベリックもそうだった。汗)
この作品を鑑賞している自身も観客ですが、劇中のバスケの試合にも観客がいます。
自分は映画を観ているのだけれど、知らぬ間に試合を観ている劇中の観客の感覚とシンクロしてしまった。
勿論もう一方の観客である、ベンチにいるチームメイトにも同調、、、試合にギンギンにのめりこんでいきます。
動きひとつひとつが本当のバスケの動きそのものだ思える、美しく見事な3DCGアニメーション。
ボールを突く音、相手チームの身体がぶつかる音、シュートの瞬間の音、、、高質で幅と奥行きを感じる効果音。
盛り上げどころでかかる音楽、迫力あるギターの響き、そして、ここぞという時の無音=音を閉ざす、という音響演出の効果もあるのでしょう。
そう、これは、劇中のバスケの試合の観客と、前後に座る映画館の観客、観客皆が共に応援し、固唾を飲んで見守る体験ができる作品。
あの空気と一体感は、絶対に自宅のテレビや、スマホ、タブレットでは味わえない、もったいない、と思いました。
本作オリジナルで、同作者の「リアル」寄りに付加されたサイドストーリーも素晴らしいのですが、そこじゃない。
敢えて言うのであれば、いつもとは逆張り、なるべく多くの席が埋まっている回を狙って観に行くことをおすすめいたします!
しかし、当たり前すぎることですが、原作「SLAM DUNK」、漫画として偉大すぎ。笑
読み直そ。
株式会社アズワン_小林