（一社）不動産テック協会（RET）が、「不動産テックカオスマップ」の最新版（第9版）を公開しました。
今回掲載したのは463社で、2022年6月に公表した前回版から33社の増加。
カテゴリー別で最も多かったのは「業務支援・後工程」の73社（前回比7.59％減）。
また最も増減が多かったのは、クラウドファンディングのカテゴリーで、クラウドファンディングの69社（同102.94％増）、続いて「スペースシェアリング」の64社（同8.47％増）となっています。
不動産テックのマーケットが成熟化し、マーケットから撤退する会社も増えているのは、不動産テック業界が成熟してきた証、とは同協会。
各分野において参入増による競争激化がある一方、サービスがニッチ化して差別化を図る動きが大きいもの、クラウドファンディングのようにプレーヤーが激増しているものや反対に激減している分野もある、と続けています。
今回特徴的だったのは、chat GPTに代表される「生成AI」のカテゴリーが追加されたこと。
同カテゴリーには6社を追加されています。
不動産業界にも、いよいよ生成AIをビジネスにする会社が登場してきた、と。
今後不動産ビジネスに大きな変革をもたらす可能性がありますので、注目ですね。
株式会社アズワン_小林