不動産会社大手の2022年3月期の決算が続々と発表されています。

先週5月13日には、「三井不動産株式会社」の決算発表があり、これで不動産大手５社（三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産ＨＤ、野村不動産ＨＤ）の決算が取り揃いました。

不動産大手５社は、売上高の順位変動はほとんどありません。

ただ2022年3月期は、「東急不動産ホールディングス」が、「住友不動産」を上回り、売上高で業界３位となりました。しかし、営業利益にままだまだ大差がありますが。

そして近年の継続傾向ですが、富士銀行（現：みずほ銀行）が所有する不動産を母体に設立された「ヒューリック」が大手５社を猛追しています。

すでに営業利益では業界４位です。

更に、「大和ハウス工業」や「積水ハウス」などのハウスメーカーが、不動産大手が得意とする領域にどんどん進出し、建築と両輪で業績を伸ばしています。

特に「大和ハウス工業」は、売上高4兆4395億円、営業利益3,832億円と競合他社を圧倒しています。

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不動産大手５社の2022年3月期連結決算（売上高/営業利益）

１位　三井不動産－2,100,870百万円（244,978百万円）

２位　三菱地所－1,349,489百万円（278,977百万円）

３位　東急不動産ＨＤ－989,049百万円（83,817百万円）

４位　住友不動産－939,430百万円（233,882百万円）

５位　野村不動産ＨＤ－645,049百万円（91,210百万円）

　　　

参考1

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６位　ヒューリック－447,077百万円（114,507百万円）

７位　東京建物－340,477百万円（58,784百万円）

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参考2

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大和ハウス工業－4,439,536百万円（383,256百万円）

積水ハウス－2,589,579百万円（230,160百万円）

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注記：三井不動産、三菱地所、東急不動産ＨＤ、住友不動産、野村不動産ＨＤ、大和ハウス工業は2022年3月期決算、積水ハウスは2022年1月期決算、ヒューリック、東京建物は2021年12月期決算の数値です。

　　　　

(株)アズワン_小林