国土交通省が、「クラウドファンディング(CF)を活用した不動産特定共同事業に係る実務手引書」を公表しました。
不動産クラウドファンディング(CF)の経験に乏しい事業者等の実務対応を支援し、事業者の投資家保護の実践や事業リスクの抑制等を通じ、不動産CFの活用を促進する狙いです。
公表記事によると、令和4年度の不動産特定共同事業法に基づく不動産CFは419件(前年度比約1.85倍)で、出資額も約604億円(同約2.61倍)と拡大。
老朽化した施設の改修・再生等、地方での不動産投資における資金調達等に、広く利用されているそうです。
そこで同省では、同法に基づく不動産CFを行なう事業者が適切な業務管理体制を実現し、投資家保護を実践できるよう、不動産CFに係る実務手引書を公表することとした、という経緯です。
手引書では、不動産CFの実施に必要な組織体制・管理体制等を実務上のフェーズごとに解説。
事業上のリスクやトラブル要因、必要な対策、ポイント等をイメージ図を交えて整理しました。
また、実務を成功させるためのマーケティング上の工夫や戦略、ノウハウについても併せて紹介しています。
一消費者としては、不動産CFといえば、プロパティプラス、利回りくん、クリアルなど、、、
結構、高利回り期待で、最近“のして”きてますよね。
保育園ファンドや、老朽化不動産のリボーン系なんかは、社会課題の解決や地域経済貢献型の投資でもありユニーク。
事業者も利用者も今後ますます広がっていきそうですので、基礎勉強の一つとして一読の価値あり、です。
株式会社アズワン_小林