(公財)日本賃貸住宅管理協会が、「日管協預り金保証制度」の新規申し込み受付を開始しました。
この制度は、管理会社に倒産等が発生した場合に、その管理会社が預かっていたオーナーに渡すべき家賃や敷金等の預り金について、日管協が一定額を補償弁済する制度です。
万が一のときには、オーナーからの要請により、一時代行管理会社として登録された加入会社(管理会社)の紹介も行います。
また加入会社には、対物賠償を補償する保険も付与されます。
ちなみに新規加入費用は、年間保証料12万円+加入預託金200万円(一般)とのこと。
令和3年6月15日「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」の施行に端を発し、賃貸住宅管理業に登録制度が創設され、登録業者に「財産の分別管理」が義務化、の流れ。
つまり現在賃貸住宅管理業にはオーナーから預かる家賃等の「財産」=“預り金”を適正に管理・保全することが要請されていますが、本制度は、その預り金の適正な管理・保全を支援する制度という位置づけ、という業界施策でしょう。
まともな?PM会社は軒並み加盟してます。
念のため現在の加入会社をチェックしてみてはいかがですか?
株式会社アズワン_小林大祐