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(一財)日本不動産研究所他「住宅マーケットインデックス2023年上期」の調査結果を発表

(一財)日本不動産研究所他「住宅マーケットインデックス2023年上期」の調査結果を発表

(一財)日本不動産研究所が、「住宅マーケットインデックス2023年上期」の調査結果を発表しました。

 

これはアットホーム(株)と(株)ケン・コーポレーションが提供した賃貸・分譲マンション事例データを基に、東京23区の新築・既存(築10年)マンションを、大型(80平方メートル以上)・標準(40~80平方メートル未満)・小型(40平方メートル未満)に分け、賃料・価格等を集計・分析したもの。

 

データによると、1平方メートル当たりのマンション「賃料」は、

 

■東京都心5区

・新築が大型7,452円(前期比2.1%上昇)、標準5,257円(同1.4%上昇)、小型4,633円(同1.7%上昇)

・既存は大型6,676円(同2.2%上昇)、標準4,810円(同1.5%上昇)、小型4,359円(同1.7%上昇)

と、新築・既存のすべてのタイプで上昇。

小型を除いたタイプが調査開始以来の最高値となり、小型タイプも20年上半期に次ぐ高い水準。

■東京23区

・新築が大型6,315円(同1.3%上昇)、標準3,681円(同0.4%上昇)、小型3,907円(同1.3%上昇)

・既存は大型5,670円(同1.6%上昇)、標準3,407円(同0.6%上昇)、小型3,678円(同1.4%上昇)

と、東京23区も新築および既存のすべてのタイプで上昇し、調査開始以来の最高値。

という状況です。

 

また、1平方メートル当たりのマンション「価格」は、

 

■東京都心5区

・新築が大型327万7,000円(同121.0%上昇)、標準210万円(同50.0%上昇)、小型180万1,000円(同0.8%上昇)

・既存が大型184万2,000円(同8.5%上昇)、標準143万2,000円(同1.5%下落)、小型132万4,000円(同4.1%上昇)

と新築の大型と標準タイプは前期比ともに大幅に上昇も、サンプルの内、港区の割合がそれぞれ6.5割・3.4割となっており、平均単価が押し上げられたことが要因。

既存の標準タイプは前期より低下したが、大型と小型タイプは共に上昇。

■東京23区

・新築は大型が300万9,000円(同92.9%上昇)、標準140万円(同12.4%上昇)、小型145万7,000円(同9.0%上昇)

・既存は大型116万5,000円(同5.2%下落)、標準101万5,000円(同0.6%下落)、小型110万8,000円(同7.3%上昇)

新築はすべてのタイプで前期比上昇。

既存の大型と標準タイプは低下したが、小型タイプは上昇。

 

 

さて。

マンション価格は、一部はコロナ第1波(2020年4月)に急落しましたが、すぐに回復し値上がりを続けています。

但し、近い将来、日銀の金融緩和が終わり金利が上がると、マンション価格の下落が心配されるところ。

マンション価格高騰の主因の日銀の金融緩和はもう限界でしょうし、長期的に中古マンションの買主は減少、売り出しは増える厳しい環境を考えると、まだマンション価格が高止まりしている、言い方を変えれば、もう十分に値上がりしている今は売り時かもしれません、、、

と、個人的には思っていたりします。

 

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株式会社アズワン_小林