動物を飼っている人、これから飼う人へ、ぜひ読んでほしい漫画があります。
11年前の今日、東日本大震災当時、未熟な獣医師だったという、セントラルド熊（@4RewJJOmWiLzR7L）さんが、昨年Twitterに投稿した、『動物を飼っている方へ。』という漫画です。
東日本大震災の発生後、原発事故の避難区域に残されたペット、家畜。
人的な被害の隙間で、救済の輪の外で埋もれていた、数限りない動物たちの死。
環境省によると、東日本大震災で死亡した犬の頭数は、青森県で少なくとも31頭、岩手県で602頭、福島県では約2500頭との報告があります。
猫は犬のような登録制度がないため、被災状況がほとんど分かっていません。
津波による直接の犠牲だけでなく、福島県では原発事故により避難指示区域が設定され、住民は避難の際、ペットを屋内に残したり、つないだままだったりで自宅を後にしたことで、多くの動物が餓死しました。
勿論、災害時、人命が第一であることはいうまでもありません。
ではペットはどうなりますか？
普段から何ができますか？
これはすべての飼い主さんへの問い掛けです。
「誰かに伝えていいのかなと思うまで10年かかりました。」とは筆者談。
何度読んでも嗚咽してしまう、決して涙無くしてこの漫画を読み終えることが出来ないのは、私のように愛するペットを飼っている人間だけでしょうか。
3･11の今日だからこそ、是非皆さんにも読んでいただきたく、取り上げさせていただきました。
そして今、ウクライナでも同じことが起こっているのではないか、と思いを寄せれば、ただただ戦争を悲しみ、憎むばかりです。
＜漫画全編はこちら＞
(株)アズワン_小林
※東日本大震災で犠牲となった方々、そのご家族の皆様に、心からお悔やみ申し上げます。