「勝ちたい」
「稼ぎたい」
「何者かになりたい」
自己実現と拡大をエンジンに走り続けたのは、20、30、40代前半(?)かな。
新しい仕事を覚え、収入が増え、役職が上がっていく。
「不確実な未来」が、そのまま希望に、エンジンになったのが、若かりしあのころ、です。

しかし、40代も中盤となり、ある程度の経験や成果を手に入れるとどうでしょう。
自分の力量や未来の展開が予測可能になる。
それが「確実な未来」となってうっすら見えてくる。
自己実現のモチベーションという、いわば第一エンジンがパタリと役目を終えるときです。
その時に大事なこと。
それが、第二エンジンへのスイッチ。
「何を得るか(目標)」から、「どう在りたいか(価値観)」へシフトする、その世界線です。

私自身、53歳という年齢を迎え、個人の野心や腕力だけで引っ張る「私業(個人のビジネス)」の限界を迎えました。
自分ひとりの成果を追うフェーズは終了。
今は、信頼できる仲間たちと共に、社会と顧客に価値を提供する「企業(公の組織)」へと進化していく過程。
ここでは、第一エンジンとは全く異なる、この第二のエンジンが必要なんです。
もちろん、企業ですからね。
定量的に結果を意識し、追うことは大事で大前提。
でも「計ることのできる成果」や「達成すれば終わるゴール」だけでは、50、60、ここから先には進めない。
「目の前の顧客ににどう向き合うか?」とか。
「次世代を担う仲間に何を手渡すか?」とか。
そういう、いうなれば、終わりのない生き方の方向性。
これこそが、今私の、静かで尽きることのないモチベーションを生み出す、第二のエンジン。
これは、経営者でも、雇用者でも、個人事業主でも、はたまた家族人でも、ベースは一緒じゃないかな。
中年?初老?エンジン論とでも笑
株式会社アズワン_小林大祐